断熱等級4とは?メリット・デメリット・費用から選び方まで徹底解説
2024/09/10
家を新築しようと考えている方、これから家を建て替える予定がある方、断熱性能について知りたいと考えている方は必見です。
断熱等級4は、国の基準としては高い断熱性能を示し、長期優良住宅の認定基準にもなっています。
2025年からは断熱等級4以上が義務化されるため、新築を検討する際には、断熱等級4について理解しておく必要があるでしょう。
本記事では、断熱等級4のメリット、デメリット、費用について解説し、断熱等級4の家を建てる際の判断材料を提供します。
□断熱等級4とは?
断熱等級4とは、国の基準としては高い断熱性能であることを示す等級です。
2022年4月に新設された等級5に次ぐ、高い断熱性能レベルであり、長期優良住宅の認定基準になっています。
断熱等級は1から7まであり、数字が大きいほど断熱性能が高くなります。
断熱等級4は、1999年の次世代省エネルギー基準により定められ、壁や天井だけでなく開口部には複層ガラスを使用するなどの規定が追加されました。
2025年からは、断熱等級4以上が義務化されるため、新築住宅では断熱等級4の性能を満たす必要があります。
□断熱等級4のメリットとデメリット
断熱等級4にすることで、快適な住空間を実現できる一方、建築費用が高くなるなどのデメリットもあります。
*断熱等級4のメリット
1:快適な室温を保ちやすくなる
断熱等級4の住宅は、外気温の影響を受けにくく、室温が安定しやすくなります。
そのため、冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境を実現できます。
2:ヒートショックのリスクを低減できる
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中などの健康被害を引き起こす可能性のある現象です。
断熱等級4の住宅は、室温が安定しているため、ヒートショックのリスクを低減できます。
3:光熱費を抑えられる
断熱性能が高いと、冷暖房効率が向上し、光熱費を節約できます。
*断熱等級4のデメリット
断熱等級4の住宅を建てるには、高性能な断熱材や断熱窓などの費用がかかり、建築費用が高くなります。
断熱等級4には、メリット・デメリット両方あります。
断熱等級4の家を建てる際には、メリット・デメリットの両面を確認してから考える必要があります。
□まとめ
断熱等級4は、高い断熱性能によって快適な住空間と光熱費削減を実現できる一方、建築費用が高くなるというデメリットも存在します。
断熱等級4の家を建てる際は、メリットとデメリットを比較検討し、ご自身のライフスタイルや予算に合った最適な選択をすることが大切です。
当社は性能へのこだわりがあるので、高性能の家の建築でお困りの際はお問合せください。