天井が低いと感じる?空間を広く見せるインテリアとリノベーションのアイデアとは
2024/06/22
目次
天井が低くて圧迫感を感じる住まいに、ストレスを感じてはいませんか?限られた空間の中でも、快適で居心地の良い住環境を実現するためには、インテリアの工夫やリノベーションが効果的です。
この記事では、天井の低さを感じさせない住空間づくりのポイントをご紹介します。
□天井が低い空間を広く!ストレスを感じさせないインテリアの工夫
天井の低さにストレスを感じる住空間でも、インテリアの工夫次第で圧迫感を軽減できます。
ここでは、天井の低さを感じさせない3つのアイデアを解説します。
1:床に座る生活スタイルを取り入れる
天井が低く圧迫感を感じるのであれば、テーブルや椅子を使う生活から床に座る生活スタイルに切り替えるのがおすすめです。
ローテーブルなどの低い家具を取り入れることで、天井までのスペースが広がり、開放感が生まれます。
座椅子やフロアクッションを活用して、リラックスできる空間を演出しましょう。
2:ダウンライトや間接照明で光の効果を活かす
天井から吊り下げるタイプの照明は、天井の低さを強調してしまう可能性があります。
代わりに、天井に埋め込むダウンライトを導入することで、圧迫感を軽減できます。
また、スタンドライトや間接照明を組み合わせることで、柔らかな光が空間を包み込み、心地よい雰囲気を作り出します。
3:背の低い家具や家電を選ぶ
家具や家電を選ぶ際は、背の低いものを意識的に取り入れましょう。
ローソファやローボード、高さを抑えたテレビ台などを採用することで、天井高の低さを感じにくくなります。
また、壁面収納を活用して床面積を確保し、すっきりとした印象を与えることも効果的です。
□天井をリノベーションして開放感を手に入れる
インテリアの工夫に加えて、リノベーションによって天井を物理的に高くすることで、限られた空間に開放感をもたらせます。
ここでは、リノベーションで天井高をアップした実例を紹介します。
1:二重天井の撤去で天井高アップ
マンションの天井が二重天井になっており、天井裏に余裕がある場合、リノベーションで天井を高くすることが可能です。
特に最上階の住戸は、上に部屋がないため天井高を上げやすいといえます。
ただし、構造上の制限があるため、実現可能かどうかは専門家に相談する必要があります。
2:リビングの天井高を部分的にアップ
住宅全体の天井高を上げるのではなく、リビングなどのメインスペースの天井高を部分的に高くするリノベーションも効果的です。
リラックススペースとなるリビングの天井高を2,700mmまで上げることで、開放感のある空間が生まれます。
一方、デスクスペースなどは元の天井高を維持することで、メリハリのある空間構成が可能です。
3:躯体あらわしで少しでも高さを確保
築年数の経った古いマンションでは、躯体をあらわしにすることで少しでも天井高を確保するのも一つの手法です。
リビング・ダイニングを拡大するリノベーションに合わせて、躯体を塗装仕上げにすれば、開放感のある空間が実現します。
大きな窓から光が差し込めば、より一層天井の高さを感じられるでしょう。
□まとめ
天井が低い住空間でも、インテリアの工夫やリノベーションによって圧迫感を軽減し、快適で居心地の良い住環境を実現できます。
床に座る生活スタイルの導入、ダウンライトや間接照明の活用、背の低い家具の選択など、さまざまなアイデアを組み合わせることで、限られた空間を最大限に活かせるはずです。
さらに、リノベーションで天井を物理的に高くすることで、開放感のある空間づくりが可能です。
天井の高さに悩む方は、ぜひこれらのポイントを参考に、理想の住まいを実現してみてください。