夏涼しい家を作るには?意識すべきポイントや工夫方法をご紹介!
2024/01/12
夏の外が暑い時期にこそ、家では涼しく快適に過ごしたいですよね。
そこで今回は、夏涼しい家を作るためのポイントをご紹介します。
日常的にできる涼しい家を作る工夫についても合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
□夏涼しい家を作るためのポイントとは?
*日射遮蔽を意識する
日射遮蔽は、室内に差し込む日射を遮り、室温の上昇を抑える手法です。
研究によると、この方法で冷房エネルギーを15〜45%削減できるとされています。
特に日当たりの良い窓には、シェードやオーニングを取り付けると効果的です。
日射遮蔽は窓の外側で行う事が大事です。
外壁には日射反射率の高い材料を選ぶことで、夏の暑さを和らげられます。
*湿度調整と換気を意識する
湿度が高いと、人は不快に感じやすく、体感温度も上がります。
24時間換気システムや除湿機を活用し、室内の湿度を適切に保つことが重要です。
湿度を適切に管理することで、冷房の使用量を減らし、環境にも優しい生活が実現できます。
*シーリングファンを活用する
シーリングファンは、室内に空気の対流を生み出し、温度ムラを解消します。
風速が毎秒1メートル当たると、体感温度は約1度下がると言われています。
このように、シーリングファンを活用することで、冷房の使用を抑えつつ涼しさを感じられます。
□夏涼しい家の日常的な工夫方法
涼しい家にするための、日常的な工夫方法を4つご紹介します。
1.よしずを活用する方法
よしずは、適度に風を通しながら光を遮る効果があります。
特に赤外線を遮る能力が高く、じんわりとした暑さも和らげます。
ホームセンターで手軽に購入できるため、初めての方でも簡単に取り入れられます。
2.オーニングを利用する方法
オーニングは開閉可能な日除けで、気軽に影を作れます。
しかし、強風時には収納が必要であり、定期的なメンテナンスも欠かせません。
3.屋根を延長する方法
屋根をしっかりと延ばすことで、太陽高度の高い夏場には室内への直射日光を遮ります。
この方法は長期的に考えても効果的であり、メンテナンスの手間も少ないです。
4.天井・屋根の断熱材を厚くする
夏の熱は、特に屋根から伝わってくるので、屋根や天井の断熱材を厚くすると効果は高いです。
□まとめ
今回は、夏の暑さを和らげるための方法をご紹介しました。
日射遮蔽から湿度管理、さらには断熱材まで、多くの方法が存在します。
ご紹介したポイントを押さえて、環境に優しく、快適な夏を過ごしましょう。