シロアリに強い家にするには?木材選びの注意点から対策方法も紹介します!
2024/01/11
家づくりやリフォームをする上で、シロアリ被害は最小限に抑えたいですよね。
この記事では、シロアリに弱い木材と、自分でできるシロアリ対策について解説します。
長期的な安心とコスト削減を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
◻︎シロアリが好む木材とは?
シロアリは柔らかい木材を好む傾向にあります。
マツやツガなどの木材は、その柔らかさからシロアリの格好の餌となり、被害が拡大する可能性が高いです。
このような木材は芯まで柔らかく、シロアリによって容易に崩れてしまう危険性があります。
また、木材の耐久性に関する規格が存在します。
耐久性が高い木材はシロアリ被害に強く、腐りにくい特性を持っています。
購入前に耐久性をしっかりと確認し、長持ちする木材を選ぶことが重要です。
しかし、比較的強いという程度で考え、対策はしっかり検討しましょう。
さらに、シロアリは、木材の種類に関わらず、水分を含んだ木材を好むことが知られています。
特に床下や浴室など、湿気が多い場所での被害が多く報告されています。
湿った木材は、シロアリ被害だけでなく、腐りやすくもなるため、湿気対策は必要です。
最後にシロアリに弱い木材でも、薬剤の注入や散布によって被害を防ぐ手段も存在します。
スギやヒバなどシロアリに強い木材が理想ですが、薬剤を用いることで、安心して家づくりができます。
◻︎シロアリに強い家にするために自分でできるシロアリ対策
*湿気と風通しの調整
シロアリは湿気の多い場所を好むため、結露に注意したり、湿気がこもらないようにしたり工夫することが大切です。
シロアリの嫌う木材を使用していても、湿度が高いと被害に合いやすくなるので、注意しましょう。
床下の風通しを良くすればいいわけではありません。
夏は外部の方が湿気が多いので、外の空気(湿気)を入れないようにするのも一つの方法です。
この時、床下と室内の空気を行き来させることが大事です。
*不要な木材の廃棄
家の周囲に不要な木材を放置すると、シロアリが侵入するリスクが高まります。
段ボールや切り株もシロアリの侵入経路となり得るため、早急に除去することをおすすめします。
*蟻道を発見する
家の基礎回りに、茶色がかった線、いわゆる蟻道を発見した場合は、駆除が必要です。
特に梅雨などの季節は注意深くチェックしましょう。
日頃のチェックが一番の対策です。
◻︎まとめ
この記事では、シロアリに弱い木材とその対策について解説しました。
耐久性の規格に注目した木材選びや、湿気、さらには日頃のチェックなど、多角的な対策が必要です。
知識を武器に、シロアリ被害を未然に防ぎ、理想の家づくりを実現しましょう。